晴れ間を狙って天蓋山へ。
天蓋山の山頂は360度の展望が魅力です。
まだ雪深い高根の山々ですが、現れつつある黒い山肌からは春の訪れが感じられるとともに、白銀に輝く朝日連峰を一望することができました。
4月下旬、山はブナを先駆けとする鮮やかな新緑と残雪のコントラストに染まります。5月に田植えが始まると、青々とした棚田、光る海岸線、遠く真っ白な飯豊山地を一度に視界へ収めることができます。
地域おこし協力隊 本間
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天蓋山の頂上から北側の眺望。 遠くの稜線が朝日連峰。
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天蓋山の標高は海抜634mで東京スカイツリーと同じ高さ。 こんもりとした山頂と南東にのびる平らな尾根のシルエットが遠くからでもよく目立ちます。
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集落からはスノーモービルで出発!
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途中の林道からはスノーシューを履いて歩きます。点々と続く足跡はイノシシのもの。 奥に見えるのが天蓋山。北西からはシンプルな三角形に見えます。
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林道を離れ林内へ。木の根本は真っ先に雪解けがすすみ地面が露になる「根開き」が起きています。 ちなみに高根弁では地面のことを「じま」と言います。
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タラの芽をとったのは誰だ?! 犯人はウサギ。一時数を減らしたものの、最近また増えてきているようです。
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もうすぐ山頂!
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ぽこっと飛びでている駒ヶ岳。その手前を左右に横切る谷が高根川とその上流の相ノ俣川。写っていませんが写真右端の中央あたりに鈴ヶ滝があります。
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南側の眺望。 残雪で斑模様の山間に高根の集落が見えます。高根で一番高い日倉山(953m)を見やると、高根の広さを感じます。