8月27日(日)村上市防災訓練が高根集落で行われました。
残暑の厳しい朝でしたが、集落住民約140名が参加して、消防団の指示に従って各番組の集合場所から、区民会館へ避難しました。
昨年8月の豪雨災害から1年。
集落内で被害が大きかったところの状況を時系列で映像で確認し、早期避難の重要性を集落の防災士の方からお話を伺いました。まだ記憶に新しいこともあり、みなさん真剣なまなざしです。
昨年は水害・土砂災害で局地的な災害だったため、断水が続いたとはいえ、必要な食料や日用品は災害後も入手することができたのが不幸中の幸いでした。これが、地震など広域的な災害の場合、必要なものが入手困難になるため、各自の備えが重要となることも再確認しました。
集落の自主防災組織も、有事の際にきちんと機能できるよう組織改革をすすめています。
何もないことがいちばんですが、備えあれば憂いなし。あらためて考えさせられるよい機会となりました。
各番組ごとに集合して人数確認を行い、消防団員に報告しています。
消防団員の誘導で最終避難場所の区民会館へ避難します。
集落の防災士から、昨年の豪雨災害を振り返り、災害時に重要なことを教えていただきました。集落のみなさんが、時々深々と頷きながら真剣に話を聞いている姿が印象的でした。